【スマブラSP】脱初心者!VIPになるための必須テクニック8選
ニンテンドースイッチ用ソフト「大乱闘スマッシュブラザーズスペシャル(スマブラSP)」のテクニックについてまとめました。
今回の記事はVIPマッチを見据えた中級者向けのテクニックなので、初心者の方はまずはこちら(これを読めば勝てる!初心者が対戦で勝てるようになる方法)の記事をご覧ください。
1.回避各種
回避には大きく分けて「横回避」、「その場回避」、「空中回避」の3種類があります。
それぞれの特徴や使い方について解説していきます。
横回避
ガード中に右か左にスティックをはじくことでできます。
初心者が一番お世話になるであろう回避。
回避中は無敵で、相手をすり抜けることができます。
相手の攻撃をスカしながら裏周って反撃したり、逆に、距離をとって置き技や遠距離攻撃でけん制したりと、用途は様々。
非常に強力な横回避ですが、連続で使うと移動速度が遅くなっていき、隙が大きくなっていきます。使いすぎには注意しましょう。
慣れたプレイヤーになると、横回避読みで下スマッシュや、ダッシュつかみ、等で対策してきます。
「近づかれたら横回避」というような使い方は初心者帯では有効ですが、中級者以上になると痛い反撃をもらうので、読まれやすい使い方はやめましょう。
その場回避
ガード中に下方向にスティックをはじくことでできます。
その場で一瞬無敵になって、相手の攻撃をスカすことができます。
スマブラDXから存在するシステムですが、本作では後隙を攻撃でキャンセルできるようになりました。
DAやスマッシュといった単発技に対して使うのが有効で、成功すればリターンの高い反撃が可能です。
ただし、持続の長い技等には潰されてしまうので注意してください。
投げをスカすこともできるので、慣れないうちは相手のダッシュに対して使っていくのがいいと思います。
空中回避
空中回避は回避の中では最も重要となる回避。
空中でシールドボタンを押すことでできます。
仕様がスマブラDXに近くなり、スティックを倒した方向に移動しながら回避ができるようになりました。これを利用して、一部のキャラクターは復帰力を上げることができます。
空中回避の主な使いどころは相手の空中追撃を避ける時。空中コンボの中断や、打ち上げられた後の追撃を回避するときに使えます。
暴れが弱いキャラクターは特に重要になります。
空中回避を使用した後は、一定時間行動不能になることに加えて、地上につくまではもう一度空中回避は使えなくなることに注意してください。
スティック未入力での空中回避と、スティック入力での空中回避とでは行動不能時間が違い、前者の方が早く行動できるようになります。
具体的な時間に関しては下に詳しくまとめてありますが、移動回避の行動不能時間が非常に長いため、復帰中にこれを使ってしまうと、その後にジャンプや上Bができなくなってそのまま落ちていってしまうことが非常に多いです。復帰時の回避はニュートラル回避で行いましょう。
無敵時間と後隙のフレーム
それぞれの回避についてフレームを調べてみました。
スマブラSPは60fpsなので、60フレームで1秒となります。
意味が分からない人は飛ばしてもらってかまいません。
<横回避>
フレーム数 | 概要 |
---|---|
1~3 | 無敵なし |
4~16 | 無敵 |
17~30 | 後隙(無敵なし) |
<その場回避>
フレーム数 | 概要 |
---|---|
1~2 | 無敵なし |
3~16 | 無敵 |
17~28 | 後隙(無敵なし) |
23~ | 攻撃キャンセル可能 |
<空中回避(ニュートラル)>
フレーム数 | 概要 |
---|---|
1~2 | 無敵なし |
3~29 | 無敵 |
30~52 | 後隙(攻撃不能) |
<空中回避(移動)>
フレーム数 | 概要 |
---|---|
1~2 | 無敵なし |
3~21 | 無敵 |
22~101 | 後隙(攻撃不能) |
横回避は、全体フレームの約半分しか無敵がありません。さらに、連続で使用すると前隙と後隙が増えて無敵時間が減ります。
その場回避は、無敵が切れた5フレ後から攻撃が可能。
空中回避については、ニュートラル回避は移動回避に比べて8フレーム無敵時間が長く、後隙は約1秒も違うことがわかりました。
2.急降下
空中で下方向にはじくことで急降下ができます。
攻めにも防御にも使える必須テクニックです。
攻めの使い方の一例としては、(小)ジャンプ急降下攻撃。
今作はほとんどの空中攻撃の着地隙が少ないので、ジャンプから急降下して攻撃することで、展開の速い攻撃が可能になります。
マルスを例にすると、「小ジャンプ > 空N > 急降下 > 小ジャンプ > 空N > 急降下 ・・・」としているだけで、ほとんどのキャラクターが近づけません。
一方、防御の使い方の一例としては、復帰阻止に対しての急降下。
復帰時に相手の攻撃に合わせて急降下することで、緩急がつき、復帰阻止がしづらくなります。
3.ベクトル変更
相手の攻撃がヒットしたときに、スティックをはじくことで、吹っ飛ぶ方向をある程度変えることができるテクニック。
これを知っていると知らないとでは生存率が大きく変わります。
一番使いやすいのは投げに対して。ほとんどのキャラクターは投げからコンボができますが、ベクトル変更を利用することで、コンボから脱出しやすくなります。
もう一つ使いやすいタイミングはスマッシュ攻撃に対して。ヒットストップが長いので、慣れれば食らったのを確認してからベクトル変更が間に合うことがほとんどです。
この場合は、ステージ内側に飛ぶようにスティックをはじいておくと、生存する確率が上がります。
4.ずらし
相手の攻撃がヒットしたときに、スティックをはじくことで、自分の位置をずらすことができるテクニック。
ベクトル変更に似ていますが、こちらは連続攻撃を抜ける時に使えます。
具体的には、弱連打やネスのPKファイヤーに対して使うのが有効です。
これらの技に対して「ずらし」を行うことで、弱連打ならフィニッシュをスカしたり、PKファイヤーならダメージを抑えられたり、追撃を回避したりできます。
5.ワンパターン相殺(OP)
テクニックというより仕様の話。
OPとは、同じ攻撃を使い続けるとどんどん威力が弱くなっていくことを言います。
弱くなるのはダメージと吹っ飛ばし力です。
テーブルは9個用意されており、直近で使った9回分の攻撃が記録されていきます。
そのテーブルに記録されている技はすべてOPがかかります。
記録される技はヒットかガードさせた技で、スカった技はカウントされません。
テーブルに同じ技が多いほど威力は弱くなり、さらに、記録が新しいほど威力が弱くなります。
つまり「空N > 空前 > 空前」とするのと、「空前 > 空N > 空前」とするのでは、使用回数は一緒ですが、最後の空前の威力が少しだけ変わります。
簡単にまとめると、
「強いからと言って使いすぎると弱くなるよ」ということです。
これを理解していないと「前はこのパーセントで倒せていたのになんで倒せないの?」という状況に陥ります。
特に吹っ飛ばし力の高い攻撃はトドメにとっておくように意識しましょう。
6.緩和
吹っ飛ばされた時に、吹っ飛び量を減らす(緩和する)ことをいいます。
生存率に関わる非常に重要度の高いテクニック。
ベクトル変更の項でも紹介しましたが、スマッシュ攻撃に対して内側にベクトル変更することは緩和のひとつです。
まずはこれだけでも覚えておきましょう。
その他の緩和テクニックとしては、「しゃがみ」、「空中回避」があります。
「しゃがみ」状態で攻撃を受けると吹っ飛ばし力がかなり減ります。ただし、吹っ飛ぶベクトルが下方向になるので、復帰力が弱いキャラは注意。
「空中回避」は吹っ飛ばされた後に使える緩和。
吹っ飛ばされてすぐに「上方向に空中回避」を入力することで、吹っ飛ばし軌道を変えることができます。
ぎりぎり撃墜するかしないかぐらいの時に使うと効果がわかります。
ただし、復帰中に空中回避が使用できなくなるので、復帰阻止に対して無防備になってしまいます。
7.振り向きNB
空中で振り向きながらNBを出すテクニック。
操作方法は、「背中側にスティックをはじいた瞬間にBボタン」。
右側を向いていて左側にNBを出したい場合は「スティック左はじき入力 > B」とするとできます。
マリオ等のNBが飛び道具のキャラクターで使いやすいです。
相手に背を向けてジャンプして、距離を取りながら振り向きNBをすることで、安全に飛び道具を出すことができます。
その他にも、相手に吹っ飛ばされた後に自分がどっちを向いているかわからない状態(やられ状態)から攻撃したいときにも使えます。
このテクニックはNBだけでなく、上Bや下Bでも応用が可能です。
8.空ダ
空中ダッシュの略で、空中軌道の慣性を無視してNBを出すテクニック。
振り向きNBにも似ていますが、こちらは空中でいきなり軌道が変わるので、相手の意表をつくことができます。
操作方法は、空中で「Bボタンを押した瞬間に背中側にスティックをはじく」。振り向きNBと順序が逆と覚えてください。
成功すると、空中でカクンッと落ちながらNBが出せます。
空ダは1式から4式まで存在しますが、基本は1式で、その他はその派生になります。
1式から4式の操作方法と移動方向、攻撃方向は以下の通り。
式 | 操作方法 | 移動方向 | 攻撃方向 |
---|---|---|---|
1式 | 前ジャンプ > NB > 後ろ入力 | 前 → 後ろ | 後ろ |
2式 | 後ろジャンプ > 後ろ入力 > NB > 前入力 | 後ろ → 前 | 前 |
3式 | 後ろジャンプ > NB > 後ろ入力 | 後ろ → 前 | 後ろ |
4式 | 前ジャンプ > 後ろ入力 > NB > 前入力 | 前 → 後ろ | 前 |
振り向きNBと同じく上Bや下Bでも応用できます。(上Bで使うキャラはほとんどいません)
使いこなせれば強いですが、コマンドが難しいので無理に使う必要はないです。
ただし、VIPマッチでは使ってくる相手が多いので、こういう動きができる、ということだけは知っておく必要があります。
まとめ
今回紹介したテクニックはVIPマッチ付近のプレイヤーは当たり前のように使ってきます。
覚えることが多くて最初は大変かもしれませんが、少しずつ手に馴染ませていきましょう。
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