未経験からプログラマーになる為にやるべきこと

未経験からプログラマーになる為にやるべきこと

現役プログラマーの友人に聞いた、未経験からプログラマーになるためにやるべきことについてまとめます。

言語選び

プログラマーの人生を左右されると言われている言語選びについてですが、

友人曰く、「今はC#だけでなんでもできる」ということでした。

とりあえず、私もC#の勉強を始めて一つのゲームを作成しました。

言語によって得意不得意があるので、自分が何をしたいかによって言語選びは重要になるのですが、未経験ですと「プログラミングで何ができるのか」がまったくわからない状態だと思います。

その「何ができるのか」を知るためにも、とりあえず何かを作ってみるべきだと思います。

C#は最近主流のオブジェクト指向も学ぶことができますし、参考書などの学習環境もそろっているのでオススメです。

明確な目標を持つ

前述しましたが、プログラミングは何かをつくってみることが大事です。

入門書を買って勉強しても、プログラミングの表面がわかっただけで、スキルとしては身についているとは言えません。

まずは何をつくりたいかを明確にすることが重要です。そのつくりたいものをどうすれば実現できるのかを調べることが自身のスキルアップになり、モチベーションの維持にもつながります。

作ったものの例

<私の場合>

私はゲームが趣味なので、ゲームを作ってみたいという気持ちが強く、どうやったらゲームを作れるのかというところから調べ始めました。

作ったゲームはこちら(Unity5初心者が1日で作ったゲーム)です。

言語は友人の勧め通りにC#を選択。Unityというソフトを使って作成しました。

<友人の場合>

友人は初めてプログラミングをしたのが18歳のころ。

「重力による自由落下する玉を表示したい」と思ったことがきっかけだったようです。

何も知らない状態からのスタートだったので、かなりマイナーな言語で作成したと言っていました。

このように、どんな簡単なことでもいいです。

自分のやりたいこと、つくってみたいものを明確にし、それに向かって勉強をしましょう。

リーダブルコード

「最初はリーダブルコードを読むのがいいよ」と言われて購入しました。

リーダブルコードとは、プログラミングをする上で、綺麗なコードを書くためのテクニックが掲載されている本です。

中規模~大規模なプログラミングでは、多くの関数が複雑に絡まり合っています。大人数で行うプロジェクトであれば、他人が書いたコードを読むことも多くなり、それを理解するのに時間がかかってしまっては作成時間に無駄が生じてしまいます。一人で作成する場合でも、汚いコードだと、あとから自分が見返したときに意味のわからないところが生じてしまいます。

そんな問題を解決するのが、リーダブルコードです。

プログラミング初心者でもわかるような内容になっており、プログラミングの基礎を固めるのには必須の本と言えるでしょう。

コードを読んでもらう

自分のコードを他人に見てもらうことは大事なことです。

前述しましたが、チームで行うプロジェクトであれば、他人のコードを読むことや読んでもらうことがあります。コードを読む時間は短いほど効率よくプロジェクトを進めることができます。

他人に読んでもらい、自分のコードの読みやすい場所、読みにくい場所を指摘してもらうことで、綺麗なコードを書けるようになりましょう。

色んなコードを読む

コードを素早く理解するためには綺麗なコードも大事ですが、色々なコードを読んでコードに慣れることも大事です。

今ではインターネットで調べれば、ソースコードを公開していたりするところも多いので、積極的にコードを読んで理解しましょう。

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験プログラマーになるためには必須となる資格です。

未経験からプログラマーに就職した場合、最初に取らされる資格だと思います。

内容はプログラミングのスキルとは別で、パソコンの基礎知識のような問題が出題されます。

勉強期間は100時間程で取られる資格ですので、取得難易度は中程度。

ネット上に過去問が掲載されていますので、そちらで勉強してもいいですが、私のおすすめは参考書での勉強です。

やはり、紙媒体での勉強はPC画面やタブレットでの勉強に比べて効率がいいです。

まとめ

未経験からプログラマーになるために一番必要なのは「やってみること」です。

一人前のプログラマーになるために必要な時間は1000時間と言われており、一日3時間の勉強では1年弱の期間を要します。

なので、手を止めず常に目標を持ち続けることが一番の近道と言えます。