【PS4】キングダムハーツ3をプレイした感想・レビュー【KH3】

【PS4】キングダムハーツ3をプレイした感想・レビュー【KH3】

2019年1月25日発売のPS4ソフト「キングダムハーツ3」を購入したので、序盤をプレイした個人的な感想についてまとめていきます。

キングダムハーツ3とは

キングダムハーツシリーズの最新作。
ナンバリングタイトルとしては3つ目の作品となりますが、派生作品が多く作られており、ほぼ全てが本編とつながりのあるストーリーになっています。
前作にあたる「キングダムハーツ3D[ドリームドロップディスタンス]」は2012年発売であり、実に7年ぶりの新作となります。

シリーズ初でも大丈夫か

上述した通り派生作品が多く作られているので、一昔前までは、全作品を網羅するのは非常に難しかったです。
しかし今なら、PS4で発売された「キングダムハーツHD 1.5+2.5 リミックス」と「キングダムハーツHD 2.8ファイナルチャプタープロローグ」の2つのソフトをプレイすれば、全てのストーリーを知ることができます。


どうしてもストーリーが知りたいという人であれば、こちらをプレイしてから本作をプレイすることをオススメします。

とはいえ、ストーリーは非常に難解で、1度プレイしただけではまず理解できません。
ほとんどのプレイヤーは理解することを諦めて、雰囲気だけで楽しんでいるのが現状です。
そういった意味では、今作からシリーズ初プレイでも問題なくプレイすることができるでしょう。

あらすじは動画で見られる

一応、ゲーム内やホームぺージで前作までのあらすじ動画が視聴できます。
約10分にまとめられているので、さらっと振り返ることができます。
私は久しぶりのキングダムハーツだったので、思い出す意味合いで視聴してみたのですが、要点がまとめられていて、分かりやすかったと思います。
ただし、説明不足の部分が多く、シリーズ未プレイの人がみてもチンプンカンプンな内容だと思います。

プレイした感想

グラフィックに関して

グラフィックは流石に最新機種ということだけあって、かなり綺麗です。
前作が3DSだったので、ものすごい技術の進化を感じることができます。
最初のステージでは、大きな石造が倒れてきたり、奥に見えている大きな建物が崩壊したりと、ゴッドオブウォーを彷彿とさせる演出があり、興奮しました。

ロードに関して

ゲーム内のロード画面。SNS風の描写が使われている。

ロード時間は可もなく不可もなくといったところ。
決して短くはありませんが、かといって長くてイライラすることもありません。
具体的には、フィールドを移動するときに5~10秒ぐらいかかります。
とはいえ、一つのフィールドの広さは今までの何倍も広く作られているので、ロード回数は少ないです。
一般的なゲームプレイヤーならロードが気になることはないでしょう。

アクションについて

シリーズ恒例の3Dアクションです。
以前までの作品であればレベル上げ等で覚える必要があった「ドッジロール」や「リフレクトガード」が、今作では最初から使えます。
空中ダッシュにあたる「エアスライド」も最初から使えます。
つまり、初めから「ガード」「回避」という基本的な動きが可能で、ストレスなく進めることができます。
攻撃後の後隙(フィニッシュ攻撃等)をドッジロールやリフレクトガードでキャンセルすることができるので、より機敏な動きができるようになりました。

柱を使ったフリーフローアクション。画像の敵は少ないが、多くの敵を巻き込んで攻撃することができる

本作のアクションシステムは「キングダムハーツ3D」にかなり近いです。
壁や柱に向かってスライドダッシュを行うことで「フリーフローアクション」という特殊なアクションができるようになり、そこから、高速で空を飛んだり、強力な攻撃を仕掛けてりできます。
その他にも、仲間と一緒に攻撃する「連携技」や、一定数攻撃することで発生する「フォームチェンジ」というシステムがあります。
これらの仕様により、簡単に派手な必殺技が連発できるようになっています。

アクション面に関しては、初代キングダムハーツの面影はほとんどなく、主人公の強さのインフレが激しいです。
雑魚的戦もボス戦も必殺技の無敵を利用してゴリ押で勝つことができます。
この辺りは賛否両論ありそうですが、私個人の意見としては、無双ゲームが好きなので、こういうインフレは結構好きです。

難易度について

難易度は「ビギナー」「スタンダート」「プラウド」の3種類から選ぶことができます。
左からイージー、ノーマル、ハードと同意です。

私は「プラウド」で開始しました。
二人目のボスまで進めましたが、今のところまったく詰まる気配がありません。
というか、簡単すぎると思うぐらいです。
初代キングダムハーツのプラウドモードは序盤の雑魚戦でも2,3発でやられてしまうぐらいの超難易度でした。ボス戦はラストリーブを使ってギリギリ2発耐えるぐらい。
ここまで極端に難しいと心が折れてしまいますが、それにしても今作は簡単すぎます。
もしかしたら、いきなり難しくなったり、強いボスが現れたりするかもしれないので、期待を込めてプレイしたいと思います。

文字が小さい

最近のゲームに多いのですが、このゲームも例にもれず文字が小さいです。
読めないぐらい小さいわけではないのですが、読みにくい。
長時間やっていると結構目が疲れてきます。

アクションの項の画像を見てほしい。
左下のコマンド欄の上に「グーフィーボンバー」と表示されているのが見えるでしょうか。
文字色も悪く、かなり見えにくいのが分かってもらえると思います。

ピクサーから初参戦

本作の目玉は何といってもピクサーからの参戦キャラクターではないでしょうか。
以前までの作品では、ぷーさん、ピーターパン、白雪姫、などの有名作品ではあるものの、古い作品が多く、原作をあまり知らないパターンも少なくありませんでした。
しかし、今回は最近のディズニー映画の多くを担当しているピクサー作品から多くのキャラクターが参戦します。
トイ・ストーリー、アナと雪の女王、塔の上のラプンツェル、などなど、ディズニー好きでなくても一度は見たことがあるような映画ではないでしょうか。
個人的にはベイマックスが好きなので、ベイマックスが出てくるまでは駆け足で進めたいと思っています。

総評

ストーリーに関しては、まだ序盤なのでまだ評価できませんが、今のところ楽しくプレイさせてもらっています。
グラフィックやアクションは前作よりも確実に進化しており、歴代で最高のアクションに仕上がっています。
シリーズ経験者はもちろん、未経験の方も興味があればプレイしてみてください。