【Switch】ゼルダ無双 ハイラルオールスターズDXをプレイした感想・レビュー【評価】
- 2018.12.06
- ゲームレビュー
- ニンテンドースイッチ, レビュー
まえがき
今更ですが、スイッチ版のゼルダ無双を購入しました。
というのも、最近は「ドラゴンボールファイターズ」や、「マリオテニスエース」といった対戦ゲームばかりやりすぎて、緊張しっぱなしの毎日。勝てれば楽しいですが、負ければモヤモヤが残る・・・。
爽快感のあるゲームに飢えてきたので、少しネットサーフィンしていたところ「ゼルダ無双」が目に入りました。
実は、3DSバージョンのゼルダ無双はもっているので、購入するのに躊躇しましたが、結果的には買って正解でした。
とりあえず、レジェンドモード(本作でいうストーリーモード)のクリアと、全キャラクター解放までプレイしたので、プレイした感想を書いていこうと思います。
WiiUバージョン・3DSバージョンとの違い
簡単に言うと、WiiUと3DSのいいとこ取り+DLC全部入りです。
少し細かくまとめると以下のようになります。
2.レジェンドモード(ストーリーモード)は3DS版と同じ風のタクト編まで収録
3.アドベンチャーモードは3DS版でプレイできた5つのマップ+DLC4つが最初からプレイ可能。
4.WiiU版でできた(3DSにはなかった)チャレンジモードが復活。
6.1つのソフトで二人プレイが可能。
Switch版の追加要素
上記の「いいとこ取り」の他にも、スイッチ版だけに追加された要素があります。
2.戦績評価の「被ダメージ」が「被ダメージ率」に変更
3.アドベンチャーモードにて「アイテムカード屋」が実装
4.武器の所持上限が10から20に変更
5.武器の一括売却が可能
6.マイフェアリーを操作キャラの各キャラにつけられる。
7.リンクに「ブレスオブザワイルド」のコスチュームが追加。
etc…
正直、書き出しているときりがないほど細かい追加要素があります。
「痒い所に手が届く」出来になっており、まさに「完全版」の名にふさわしい内容になっています。
評価・感想・レビュー
ここからは、項目別にレビューしていきたいと思います。
キャラクターについて
キャラクターは全部で29人います。
最初から使えるのは17人。レジェンドモードをクリアしても2人しか増えません。
キャラクターの解放は基本的にアドベンチャーモードというやりこみ要素で行うことになります。
アドベンチャーモードはマップが9種類あり、1種類ごとがクリアまでめちゃくちゃ時間かかります。(最初の冒険マップですら20~30時間はかかる)
私はレジェンドモードと冒険マップだけプレイしていればキャラクターは全部解放されると思っていて、ひたすらプレイしていました。
30時間ぐらいプレイして、「全然キャラクター解放されないなぁ」と疑問に思って(かなり遅い)、他のマップをのぞいてみて、ようやく自分の間違いに気づきました。
キャラクターの解放は、それぞれのマップの始めの方でできるので、親切設計。
とりあえずキャラクターの解放だけやって、未攻略のマップに戻るという方法がいいと思います。
マップ選択の時に、難易度「辛口」とか書いてありますが、最初のほうは全然難しくないので安心してください。
アクションについて
キャラクター29人にそれぞれ特徴的なアクションが用意されていて、非常に作りこまれています。
キャラクターが多いゲームではよくある「他のキャラと似たようなモーション」というのがなく、それぞれのキャラクターが個性的で、使用感がまったく違います。
しかも、リンクやゼルダのような主要キャラクターにいたっては武器の種類も多く、武器ごとにまったく違うアクションが用意されています。
武器種は全部で43種類用意されているので、キャラクターが43人いるのとほぼ同じともいえます。
使いやすい武器や使いにくい武器の差はあるものの、それぞれに強みが用意されています。
殲滅力が高い攻撃、ボス戦闘に向いている攻撃等、どうやって使うのがいいのかを試行錯誤しながらプレイする楽しみがあります。
システムについて
ステージにもよりますが、基本的には複数のキャラクターを選択して戦うことになります。(似たようなゲームでいうと戦国無双クロニクル)
操作キャラクターは任意で変えることができ、操作していないキャラクターはメニュー画面から移動先を命令することができるので、うまく使えば効率よく攻略することができます。
ステージ攻略中はほぼ常にミッションに追われる形になります。
複数人使える仕様からなのか、ミッションが2つ3つ重なってくることも珍しくありません。
うまいことキャラクターがその場にいなかったりして、ミッションが即失敗になったりしたときは、「ふざけんな!」と心の中で叫びました。
このゲームはミッションに失敗しても戦況にあまり影響がなかったりするので、そこまで神経質になる必要はありませんが、完ぺき主義の人にとってはちょっときついかもしれません。
レジェンドモードについて
このゲームのストーリーモードにあたるモード。
過去作のステージへ行ったり、キャラクターが集合したりと、ファンにとってはたまらない出来になっています。
やりこみ要素も用意されており、「黄金のスタルチュラ」は最低でも2週しないとコンプリートできないようになっています。
2週目の難易度は高めなので、私はまだプレイしていません。
アドベンチャーモードがだいたい終わってから手を付けてこうと思っています。
アドベンチャーモードについて
このゲームの最大のやりこみ要素といえるのがアドベンチャーモード。
9つのマップがあり、それぞれのマップに100個以上のステージが用意されています。
3分で終わるような短いステージもあれば、20分ぐらいかかるステージもあります。
それぞれのステージで指定される条件(使用するキャラクター等)を満たすことで、新しい武器やハートの器(体力の最大値アップ)が手に入ります。
今回のスイッチ版で一番評価したいのが、このアドベンチャーモードで追加された「アイテムカード屋」です。
ステージごとの報酬を解放するために、ギミックを動かすためのアイテムが必要になります。特に「コンパス」は一番使うアイテムで、ほぼ毎ステージで使わされます。
以前のバージョンでは、そのアイテムを入手するために、何度も同じステージをプレイする必要があり、無駄にプレイ時間が引き延ばされる要因になっていました。
しかし、本作では「アイテムカード屋」というものが実装され、一度手に入れたアイテムはルピーで買うことができるようになりました。
これにより、非常に円滑にステージ攻略を進めることができるようになりました。
総評
「ゼルダ無双」としてはほぼ完成といっていいでしょう。
ゼルダの伝説が好き、無双系が好きという人で、まだプレイしていない人には自信をもってオススメできます。
一方で、私のように以前の「ゼルダ無双」(3DS版やWiiU版)をやっていた人にも是非プレイしてもらいたいです。
全DLCが入っていることに加えて、多くの細かい調整が加えられているので、非常に快適なゲームとして生まれ変わっています。
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