【スマブラSP】崖掴まりのシステムや、崖際での攻防について解説【初心者指南】

【スマブラSP】崖掴まりのシステムや、崖際での攻防について解説【初心者指南】

スマブラSPにおける崖掴まりから発生する読み合いや攻防について解説していきます。
これを知っておけば、攻め側で崖際の相手にプレッシャーを与えたり、逆に、防御側でうまくステージ上に戻る時に役立ちます。

崖捕まりの仕様まとめ

今作の崖捕まりのシステムについて以下にまとめました。
以前までのスマブラと大きく変わっているので、シリーズ経験者の方も目を通しておいてください。

・崖掴み発生から何もしないと75フレームまで無敵。
・連続で崖掴みを行うと、2回目以降の掴み時の無敵がなくなる。
・連続で掴まれるのは6回まで。(7回目以降は掴めずに落ちていく)
・掴み回数が多いほど、その後の行動の無敵時間が減る。
・地面に着地したり、攻撃を受けると掴み回数がリセットされる。

この仕様により、連続で崖掴まりする行動は非常にリスキーになったので、いち早く地上に戻ることが大切になりました。

崖掴まりからできる行動

崖掴まりからできる行動は以下の5つに分けられます。
ここからは、それぞれの特徴や使いどころについて解説していきます。

<行動一覧>
1.その場上がり
2.回避上がり
3.ジャンプ上がり
4.攻撃上がり
5.崖離し

1.その場上がり

崖掴まり状態から前方向にスティックを入力すると、その場上がりになります。
本作では一番リスクの少ない上がり方
無敵時間が非常に長く、後隙が2フレームしかありません。
この2フレームに攻撃を重ねることは非常に難しい為、安全にステージに上がることができます。
困ったらその場上がりという使い方でも問題はありません
無敵が長いので、タイミングが合えば相手の攻撃をスカして反撃もできます。
ただし、持続の長い技や、カービィの吸い込みのような出し続けることができる技が置かれているときや、2フレームにしっかり重ねられた場合は攻撃をくらってしまうので、まったくノーリスクではないということを理解しておいてください。

2.回避上がり

崖掴まり状態からシールドボタン(デフォルトでZRorZL)で回避上がりができます。
横回避のようなモーションで崖から上がることができます。
全体フレームが46フレームで、発生後25フレームまで無敵があります。
転がっている途中(立ち上がる前ぐらい)から無敵が切れます。
無敵時間が短い為、読まれると簡単に狩られてしまうので、多用はできません。
使えるタイミングは、相手がその場上がり等を狩るために崖付近まで接近している時。
この場合、相手の裏に回ることができる上、相手に崖を背負わせることができるので、非常に有利な状況になります。

3.ジャンプ上がり

崖掴まり状態からジャンプボタン(デフォルトでXorY)でジャンプ上がりができます。
崖から離れてすぐに無敵が切れますが、そのタイミングとほぼ同時にジャンプ攻撃が出せるようになります。
回避上がりの対となる上がり方で、崖から少し離れた位置で待たれている時に有効な手段です。
ジャンプ後は2段ジャンプや空中回避を駆使してステージ中央まで一気に戻ることもできますし、
空中攻撃が強いキャラクターはここから攻めに移行することもできます。

4.攻撃上がり

崖掴まり状態から攻撃ボタン(デフォルトでA)で攻撃上がりができます。
攻撃発生後まで無敵がありますが、後隙が非常に大きいです。
その場上がりに攻撃を重ねようとしている相手に有効で、攻撃範囲内であれば一方的に勝つことができます。
崖際でスマッシュを溜めていたり、空中攻撃等で暴れていたりする相手に使っていくといいでしょう。
ただし、ガードされると確反です。スカされるとスマッシュも確定するので、確実に攻撃をヒットさせられる状況でない場合は使わないほうがいいです。

5.崖離し

崖掴まり状態から外側(後ろや下)方向にスティックを倒すと、崖から手を離すことができます。
離した瞬間から無敵は切れます。
離した瞬間にジャンプして、空中攻撃しながらステージ上に戻るのが主な使い方。
空中攻撃が強いキャラクターで有効な上がり方で、攻撃上がりよりもローリスクで上がることができます。
マルスやロイのように空前が強いキャラクターや、ベヨネッタの空中横Bなどが使えます。
ただし、崖を離した瞬間に下方向に判定が強い技を重ねられるとくらいます。

防御側の行動まとめ

・その場上がりはリスクは少ないがリターンも少ない。
・回避上がり・ジャンプ上がりは成功すればリターンが大きく、攻守逆転する
・攻撃上がりはほとんど使わない
・崖離し攻撃はキャラクターによっては必須テクニック。

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崖掴まりに対して

ここからは、相手が崖掴まりをしている時の攻め側の行動について解説していきます。

1.その場上がりに対して

その場上がりには持続の長い攻撃を重ねるのが有効です。
クッパジュニアやゼルダの横スマや、カービィの吸い込みのような長押しで攻撃できる技が使いやすいです。
他には速度の遅い飛び道具も重ねやすいです。ミュウツーやサムスのマックスチャージNBを重ねると強力です。

2.回避上がりに対して

回避上がりは隙だらけなので、読めた場合はスマッシュが確定します。
前後に攻撃判定がある技を使えば、その場上がり(タイミングはシビア)と、回避上がりの両方を狩ることができます。
ほとんどのキャラクターで下スマがそれに当たるので、使っていきましょう。

3.ジャンプ上がりに対して

回避上がりで紹介した下スマはジャンプ上がりされると避けられてしまいます。
ジャンプ上がりを咎めたい場合は、空中攻撃が有効。
各キャラクターで異なってきますが、空N等の持続の長い攻撃を使うとヒットさせやすいです。

4.攻撃上がり

攻撃発生まで無敵があるので、ガードかステップによるスカしが安定です。
ガード後は投げが確定、ステップで避ければ横スマ等が確定します。

5.崖離し

崖を離すタイミングは相手が任意で決められるので、崖を離した瞬間に攻撃を重ねることはほぼ不可能。
その場上がりと同じように持続の長い攻撃を用いるのが一般的。

攻撃側の行動まとめ

崖掴まりに対してのそれぞれの行動を解説しましたが、攻め側からすると、相手がどの行動をとってくるのかは分かりません。
上記のことを踏まえて、攻め側の行動をまとめると「回避上がりの無敵が切れる付近で待つ」というのが相手に最大限のプレッシャーを与えられます。
この位置なら相手は回避上がりが容易にできなくなる上、攻撃上がりや、崖離し空中攻撃も当てられません。
なので、相手の選択肢が「その場上がり」と「ジャンプ上がり」のみになります。
相手がその場上がりを選択した場合、相手は崖を背負うことになり、行動が制限されます。ここではガードを固める人が多いので、ダッシュ投げが有効です。
一方、相手がジャンプ上がりを選択した場合は、対空攻撃が必要になってきます。キャラクターによって異なりますが、空前や空後で崖外に出せれば、再び崖掴まりさせることができます。

まとめ

崖掴まりはステージ上にいる側が非常に有利な状況です。
初心者帯では、相手が上がってくるまでぼーっと待っていたり、逆に、むやみに暴れていたりする人が多い印象です。
崖掴まりのシステムと、できる行動についてしっかり理解することが大切です。

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